2021年4月30日金曜日

相続登記を書面申請で自分でやってみる4(初心者、最終回)

 郵送から2日後、法務局支局から電話があり

「補正」が必要な2点の説明がありました。


*作り方の詳細説明ではなく、注意点や感想を主にしてます。

*ほぼリアルタイム(数日毎)に掲載予定。ただし試行錯誤してます。


補正とは?

「申請人が,申請書の軽微な誤りを訂正することを,「補正」といいます。」

http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/content/000130970.pdf


具体的には

・1点目は

県道(公道)になっている土地があり、固定資産評価額は0円となっておりそのまま出しましたが、そこを「近傍類似地からの評価額」を市で出してもらうようにとのことでした。

*その土地は賃料はもらってません。

まずは法務局で近傍類似地を情報検索しましたが見つからないので民間のお知恵拝借。

「公衆用道路(私道)、ため池、池沼、用悪水路で評価額がないもの(固定資産税は非課税のもの)については、近傍類似地・隣接地の評価額に100分の30を乗じて計算した額を基礎とする。」

https://tokucyan-siho.hatenablog.com/entry/20170428

*公衆用道路(私道)でなく、公道だけど・・・


そこで市へ行って

隣接地の評価額に100分の30を乗じた

固定資産評価通知書をもらって来ました。


・2点目は

3千円くらいの農地が免税となるとのこと。


調べてみると

<相続登記の登録免許税の免税措置について>

http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/page7_000017.html

が1年延期されていました。

*4/1に更新された模様。


計算してみると登録免許税が変わらなかったため免税を受けないことにしました。


翌営業日にアポイントを取って1時間半かけて法務局支局へ伺いました。


固定資産評価通知書を渡し、課税価格、登録免許税を計算してもらい、こちらでの計算値と合っていることを確認し、一重線で金額訂正し、訂正印を押しました。

また不足分の収入印紙を購入し貼り付けました。

*新型コロナ感染対策のため、貼り付け用の水を持参。

以上、法務局支局では10分程度で終了。


この時、高齢のご婦人2名が相続登記の書類のチェックを受けていました。

*法務局支局が近くなら、先に書類のチェックを受けることをお勧めします。事前の予約は必要です。

<岐阜県>

http://houmukyoku.moj.go.jp/gifu/page000084.pdf


2021/4/21相続登記の義務化の法案が成立。

https://legalestate-kazokushintaku.com/unknownland/#31

*手続きが簡素化されることを期待!


「補正」の2日後に、登記完了証、登記識別情報通知、

還付書類(1枚)が郵送されて来ました。


*全部で86gでした。クリアファイルを付けていましたが、還付書類が少なかったため 100g以内に納まりました。返送用封筒には100gまでの切手は貼り付けて、残りの切手は同封すれば余った切手は返ってくると思われます。


 100g以内 140円

 150g以内 210円、トータル 790円

 250g以内 250円

 500g以内 390円

 1kg以内    580円


以上で終わります。



2021年4月20日火曜日

相続登記を書面申請で自分でやってみる3(初心者、郵送)

 法務局支局へ行くのに約1時間半かかるため

書面申請、交付・現本返却を郵便により行います。


*作り方の詳細説明ではなく、注意点や感想を主にしてます。

*ほぼリアルタイム(数日毎)に掲載予定。ただし試行錯誤してます。


<登記申請書への追記>


・郵送の場合の申請日は?


「2.登記申請日

 郵送で相続登記を申請した場合、登記の受付日は、

郵便が法務局へ届いた日になりますが、 

登記申請書の「登記申請日」(「平成○年○月○日

○○法務局○○出張所御中」のところ)は、

 空欄のままでも構わないようです。」

http://law.main.jp/souzokutouki/souzokutouki110.html


*慣習的に「御中」を入れるそうです。


・法務局の記載例には出てきませんが、郵送を明確化するため

{その他の事項送付の方法により登記識別情報通知書及び登記完了証の交付、原本還付書類の返還を希望します。

送付先の区分 申請人の住所}

を追記しました。


下記の民間の知恵を参考にしています。

https://green-online.jp/inheritance-registration-application-form#Step7


*「登記申請書には、捨印も必ず押しておきましょう。

捨印が押されていれば、軽微な間違いであれば法務局が

直してくれることもあるようです。」

http://law.main.jp/souzokutouki/souzokutouki110.html

で「捨印」も押します。本当?


*郵送の仕方については


<不動産登記の申請書様式について

 その他の注意事項等について>

http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/minji79.html#22


・『郵送による申請も可能です。申請書を郵送する場合は,

申請書を入れた封筒の表面に「不動産登記申請書在中」と

記載の上,書留郵便により送付してください。』


*ふむふむ


・『登記完了時に還付を希望する書類及び登記完了証について,

郵送による返却等を希望される場合は,宛名を記載した

返信用封筒及び書留郵便のための郵券を同封してください。

登記識別情報を記載した書面について,郵送による交付を

希望される場合は,本人限定受取郵便等による方法となりますので,

「書留料金+105円」(R1.10現在)の郵券が必要となります。』


*「郵券」とは郵便切手のことです。


「本人限定受取郵便」とは?


https://www.post.japanpost.jp/service/fuka_service/honnin/index.html


料金は基本料金・運賃+一般書留の加算料金\435+本人限定受取\105


*基本料金は重さで変わるので難しいですが

 原本還付の量が少ないので、250g以内250円で計790円としました。


*「1200円分くらいの切手を貼らずに同封します。

 余れば一緒に戻ってきます」

http://law.main.jp/souzokutouki/souzokutouki110.html


 なぁ~んだ

 100g以内 140円

 150g以内 210円

 250g以内 250円

 500g以内 390円

 1kg以内 580円

 なので、切手の種類に検討必要。


・閉じ方は?


こちらが詳しいです。

https://meigihenkou.jp/2019/04/03/how-to-affix-a-seal/


*「法定相続情報一覧図」を添付し

「遺産分割協議書」のみ原本還付なので多少違いました。


*ここでは「割印」となっていますが、法務局の文では

「契印(割印)」となっていたので、違いは?

https://www.hankoya.com/untiku/keiin.html

あまり影響は無さそうです。


*とりあえず郵送しました! どうなることやら?

2021年4月19日月曜日

相続登記を書面申請で自分でやってみる2(初心者)

 *作り方の詳細説明ではなく、注意点や感想を主にしてます。

*ほぼリアルタイム(数日毎)に掲載予定。ただし試行錯誤してます。


(続き)

「遺産分割協議による相続」なので、次の

「20)所有権移転登記申請書(相続・遺産分割)」

http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/minji79.html#22


「記入例」を見ながら追記します。


・「(注9)課税価格,登録免許税」


*リンク先に説明があり、お金に絡むので丁寧に説明してあります。

 複数の不動産がある場合には「価格の合計額から、1000円に満たない 額を切り捨てる」とか。

*相続登記なので、相続時(令和3年1月)の価格で計算するのか?と 思いましたが、そうではなさそうです。例えば令和3年3月までは 令和2年1月1日現在の固定資産評価証明書しかありません。

 自分での登記で時間がかかるので、令和3年1月1日現在の価格を使用しました。

(追記)申請時の年度の固定資産評価証明書が必要とのこと。

・「 (注10)登録免許税を現金納付する場合はその領収証書を・・・」


「登記を受ける場合は,登録免許税の額に相当する金額を銀行等に納付し,その納付に係る領収証書を当該登記の申請書に貼り付けて登記所に提出してください。

・・・登録免許税の納付方法の詳細については,最寄りの法務局又は地方法務局にお尋ねください。」

http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/content/000130974.pdf


*重要なことなのに、何故詳細が書かれていないのだろうか?

*(追記)近くの高山支局へ現金納付の方法を問い合わせたら、3万円以上でも収入印紙の方が良さそうな口ぶりだったので、収入印紙へ変更。収入印紙は郵便局で購入。方法は下記のリンク先。


民間のお知恵拝借!

https://www.fudosan-navi.com/tax-tourokumenkyozei-noufu/

*分かり易い


でも「事前に法務局(登記所)に指定の税務署がないか確認しましょう。」

とのこと。

とりあえず近くの税務署の税務署番号はグーグル先生で調べました。


・「(注11)登記の申請をする不動産を,登記記録(登記事項証明書)に記録・・・」

の登記事項証明書とは?


民間のお知恵拝借!

「登記簿謄本は知りたい不動産の所在地を管轄する法務局で取得できる土地や建物の情報です。以前では法務局に行き申請することで取得できましたが、現在では登記簿謄本に記載された内容は登記記録というデータ化にされて、

このデータが登記事項証明書と呼ばれています」

https://www.homes.co.jp/cont/living/living_00075/


*前回相続時(2008年)に、司法・行政書士に依頼した時のものを写します。


・「 (注12)不動産番号を記載した場合は,土地の所在,地番,地目及び地積(建物の所在,家屋番号,種類,構造及び床面積)の記載を省略することができます。」


*楽だねぇ~

*ということで、完成!と思ったが、郵送時の処理がまだでした。


次へ続く。

2021年4月18日日曜日

相続登記(書面申請)を自分でやってみる1(初心者)

 相続時の不動産登記がもうすぐ義務化されるし

法務局支局へ行くのに約1時間半かかるため

書面申請にチャレンジしてみました。


*オンライン申請は技術的に無理(前回)なので諦めました。

*作り方の詳細説明ではなく、注意点や感想を主にしてます。

*ほぼリアルタイム(数日毎)に掲載予定。ただし試行錯誤してます。


まずはここから

http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/fudousan4.html


「遺産分割協議による相続」なので、次の

「20)所有権移転登記申請書(相続・遺産分割)」へ行きます。

http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/minji79.html#22


「様式(Word)」をダウンロードして原稿とし、「記入例」を見ながら追記します。


・「(注3)住民票コード」は分からないので、「添付情報として住所証明情報(住民票の写し)の提出」を行います。

*後で変更あり。


・「(注4)持分2分の1」で不動産を相続するのはひとりなので持分1分の1は省略しました。


・「(注6) 登記原因証明情報として,・・・法定相続情報証明制度を御利用いただいている場合には,法定相続情報一覧図の写しを提出することで,・・・添付に代えることができます。」


法定相続情報一覧図を添付します。

*戸籍の束は不要です。


・『「相続関係説明図」を提出された場合には,戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)等の原本をお返しすることができます』


「相続関係説明図」も「法定相続情報一覧図」と似ていますが追加{(相続人)、(分割)}があるので作成します。

*返してもらう(戸籍謄本)等の原本はありませんが?


「(注16)(分割)とは,同人が遺産分割協議の結果,

相続財産中の不動産を相続しなかったという意味です。」

*何故「分割」という表現なのか?は不明です。


・「遺産分割協議書には,遺産分割協議を行った相続人全員

の印鑑証明書(当該協議書に押印された印鑑の証明書です。

作成後3か月以内のものでなくても差し支えありません。)が必要・・・・遺産分割協議書については,別にその謄本を

提出する必要があります」


遺産分割協議書、印鑑証明書を添付します。

遺産分割協議書は余分に作成していなかったため

「謄本」?を提出します。


*「謄本」とは

『必要となる書類のコピーを作成し,そのコピーに「原本に相違ありません。」を記載の上,申請書に押印した人がそのコピーに署名(記名)押印(2枚以上になるときは,各用紙のつづり目ごとに契印(割印))したものを申請書に添付して,原本と一緒に提出してください』

http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/minji79.html

ということらしい。


・「(注7)・・・法定相続情報一覧図の写しを提出する場合において,当該一覧図の写しに相続人の方の現在の住所が記載されている場合には,住所証明書の添付に代えることができます。」


*「不動産を相続することになった相続人全員の住民票の写し」はいらないということ。


・「(注8) 登記識別情報」とは


民間のお知恵拝借。

『従来の形式の権利証である「登記済証」の代わりに

「登記識別情報」というものが発行されます。

登記識別情報とは、12桁の英数字の羅列である暗証番号の

ようなものです。・・・、これを知っている人が

その不動産の権利者と見られます。

したがって、この番号は誰にも教えてはいけません』

http://www.souzoku-sp.jp/souzoku-touki/kenrisyo.html

だそうで、

*通知されないと困るためチェックは入れません。


以下は次へ続く

2021年4月15日木曜日

相続登記をオンライン申請で自分でやってみる4(初心者、不動産登記2)

 (追記)オンライン申請は諦めました!理由は最下段に記載。

前回は分かりにくい「注釈」の羅列でしたが、今回は

<申請情報作成例⑤【所有権移転登記・相続(遺産分割協議)編】>

STEP1の「申請情報の作成」の「使用する主な画面の概要」からです。

*作り方の詳細説明ではなく、注意点や感想を主にしてます。

*リアルタイム(数日毎)に掲載予定。ただし試行錯誤してます。

・「Proc0 ・申請様式を選択」

申請用総合ソフトを起動し行います。

「不動産登記申請書」

→「登記申請書(権利に関する登記)【署名要】

→「登記申請書(権利に関する登記)(4)所有権の移転(相続)【署名要】

を選択します。

*最初(表示に関する登記)を間違って選んでしまいました。

・「Proc1 ・申請書の情報,登記の目的等の入力」

「登記識別情報通知の有無」は「送付の方法による交付を希望する」を選択しました。

・「Proc2 ・添付情報の入力」

*特例方式とは?

「添付情報(登記識別情報を除く。)が書面に記載されているときは,当該書面(以下「添付書面」という。)を登記所に提出する方法(以下「特例方式」という。)」

http://www.moj.go.jp/MINJI/minji142.html

*添付情報を書面だけで送るのが「特例方式」か?と思ったら「特例方法により登記原因を証する情報を記載した書面を提出するときは,申請情報と併せて当該書面に記載された情報を記録した電磁的記録を送信願います。・・・PDFファイル・・・作成者の電子署名は不要

*やっぱりPDFも送るみたい。

「特例方式により添付書面を提出するときは,各添付情報につき添付書面を提出する方法によるか否かの別も申請情報の内容としてください(例:登記原因証明情報(特例)など。なお,申請情報の送信の段階で添付書面の提出方法が決まっている場合には,その区分により持参又は送付と記録願います。)」

*わかりにくいけど(特例)の中に{(持参)と(送付)}があるということらしい。

ここは(送付)かな?


元へ戻って

「本例では,買主である法務太郎は公的個人認証サービスの

電子証明書を添付した申請情報を提供することにより,

同電子証明書を提供することとなりますので,住所証明情報を省略することができます。省略する添付情報は,名称の後に(省略)と入力します。」

*マイナンバーカードなので(省略)か?

*相続なのに「買主」とは?


「住民票コード情報入力・・・」

*知らない!知るには

住民票コードの記載された住民票の写しをご請求ということらしい(笑)

・「Proc3 ・申請年月日等の入力」

・「Proc4 ・登記完了証交付方法の入力」

「登記完了証の交付方法」は「送付の方法による交付を希望する」を選択しました。

・「Proc4 ・不動産の表示の入力」

「指定方法② 不動産番号指定を選択して検索する場合」で入力。

*書面申請では「不動産番号を記載した場合は,土地の所在,地番,地目及び地積(建物の所在,家屋番号,種類,構造及び床面積)の記載を省略することができます。」となっているのに地目、地積を入力させるのは何故?


**オンライン申請を諦めました!!

理由は、ちょっと飛びます。

・「Column3 遺産分割協議書等の添付情報を電子データとしてオンラインで提供する方法」

「マイナンバーカード等(電子証明書付き)をお持ちの方は,申請用総合ソフトのPDF署名機能を利用して電子データ(PDFファイル)に電子署名を付して,登記申請の添付情報として登記所にオンラインで提供することができます。」


*ふむふむ


「添付情報を電子データとしてオンラインで提供する場合に

は,作成者すべての電子署名を付与する必要があります。

本事例では,法務太郎と法務花子の2名が署名を付与す

る必要がありますので,上記と同様に法務太郎の署名を

付与する操作を実施します。署名対象のPDFファイルは

上記と同じです。」


*「作成者すべての電子署名」って無理でしょう。

 遺産分割協議書に名前を連ねた人、皆の電子署名なんて!!

 ご丁寧にやり方まで書いてあるが


「※ 添付情報(例は遺産分割協議書)の作成者の一方が

遠隔地にいる場合には,一人目(法務花子)が申請用総合ソフトのPDF署名機能を利用して電子署名を付与した電子データ(PDFファイル)を,メール等により二人目(法務太郎)に送付し,二人目が当該電子データに申請用総合ソフトのPDF署名機能を利用して電子署名を付与することもできます。」


*二人目が申請用総合ソフトを使うのは無理なので止めます。

 どうもこの無理があったので、特例方式が出てきたみたいですが 所詮、添付書面は送付しなければならないのですから。


以上

2021年4月14日水曜日

相続登記をオンライン申請で自分でやってみる3(初心者、不動産登記1)

 (追記)***オンライン申請を諦めました!!理由は次回。

目的は「相続登記」なので、「かんたん事前準備ガイド」と同じページの

【操作手引書【簡易版】のダウンロード】

https://www.touki-kyoutaku-online.moj.go.jp/download_kani.html#Fudosan

<操作手引書 申請用総合ソフト編 不動産登記申請【共通編】>を見てみる。

*作り方の詳細説明ではなく、注意点や感想を主にしてます。

*リアルタイム(数日毎)に掲載予定。ただし試行錯誤してます。

・STEP0の「事前準備」は既に設定済なのでパス。

・STEP1の「申請情報の作成」は「申請情報作成方法の詳細については,各様式の作成例等を参照ください。」で

ここには書かれていないので、次を見てみる。


<申請情報作成例⑤【所有権移転登記・相続(遺産分割協議)編】>

STEP1の「申請情報の作成」の「作成例の場面設定等」から

*いきなり分かりにくい「注釈」の羅列になります。


・※1「登記原因証明情報」は

「オンライン申請の受付の日から2日以内

(初日・休日等を除きます。)に,

管轄登記所に持参するか,書留郵便等により

送付する必要があります」


・※2「登記原因証明情報」で法定相続情報証明制度の

「法定相続情報一覧図」を用意した場合の記述が無いです。

*ここで民間のお知恵拝借。

http://www.shiozaki-legal.com/blog/2017/09/post-130-1404910.html

戸籍の束は要らないようです。

相続関係説明図は要るよう?です。


・※2「遺産分割協議書の原本の還付を受けるためには,

別にその謄本を提出する必要があります。」の「謄本」とは

『必要となる書類のコピーを作成し,そのコピーに

「原本に相違ありません。」を記載の上,申請書に押印した人がそのコピーに署名(記名)押印(2枚以上になるときは,各用紙のつづり目ごとに契印(割印))したものを申請書に添付して,原本と一緒に提出してください』

http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/minji79.html

ということらしい。


・※3「相続関係説明図」は「法定相続情報一覧図」と似ていますが追加{(相続)(分割)}があるので作成します。

*様式・記載例のリンクは開きません。

下記の 20)です。

http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/minji79.html

「(分割)とは,同人が遺産分割協議の結果,

相続財産中の不動産を相続しなかったという意味です。」

*何故「分割」なのか?は不明です。

「法定相続情報一覧図」の原稿(Excel)をコピーして

変更し、PDF形式で保存し「相続関係説明図」を作成しました。


・※5「登記識別情報」「登記識別情報通知書」と出てきて

*初心者には訳が分からないです。

またまた民間のお知恵拝借。

『従来の形式の権利証である「登記済証」の代わりに

「登記識別情報」というものが発行されます。

登記識別情報とは、12桁の英数字の羅列である暗証番号の

ようなものです。・・・、これを知っている人が

その不動産の権利者と見られます。

したがって、この番号は誰にも教えてはいけません』

http://www.souzoku-sp.jp/souzoku-touki/kenrisyo.html

「1)登記識別情報通知書とは,登記識別情報を書面に

記載して当該部分を下から折り込んで被覆したものです」

*前に父から母への相続時(13年前)に、司法・行政書士に

依頼した時のものには目隠しシールが貼ってありました。

変わったようです。

「登記識別情報は,オンラインで通知されるのが原則

ですが,・・・」

*こんな重要な情報をパソコンで残しておく?見る?のは

セキュリティ上不安なので、郵送で交付を受けることに

します。


・※6「登記完了証」とは?

「登記完了証は・・・、単にその登記申請手続きが完了

したことを証明するものに過ぎない。登記完了証自体には

何の効力もありませんので、紛失してもそれが理由で

第三者に勝手に登記がされてしまうといった危険性はありません」

https://www.inage-zimusyo.com/blog/cat1/e_1074.html

*過去のものを見ると、登記識別情報通知書(登記識別情報は無し)の一覧表のようなものです。

「オンライン申請では、登記完了証はネット上からダウンロードして、それをプリントアウトできます」

*とありますが、登記識別情報は郵送してもらうので、

一緒に郵送してもらいますか?

http://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00057.html

*条文?がいっぱいで読みにくいです。

『登記完了証を送付の方法により交付することを申し出る場合には,・・・オンライン申請の場合には,・・・申請情報の登記完了証の「交付方法」欄において「送付の方法による交付を希望する」を選択してください。送付先の住所は,・・・登記申請人の住所地。

 4 費用の納付

 登記完了証の送付に要する費用は,申請人の方の負担となります。

そのため,必要な郵便切手を次の方法により提出願います

 なお,速達や本人限定受取郵便の方法による送付を希望される場合には,その費用についても併せて提出願います。

(1) 電子申請の場合((2)を除く。)

申請に係る登記が完了するまでに,郵便切手を適宜の方法により登記所に提出してください。なお,提出に当たっては,例えば,受付年月日及び受付番号により特定するなどして,どの登記の申請についてのものかが明らかとなるよう配意願います。』

*電子納付のつもりですが、別に郵便切手が必要なのですか?

添付情報は郵送しなければならないので一緒に送れば良いか。


疲れた!!



2021年4月12日月曜日

相続登記をオンライン申請で自分でやってみる2(初心者、電子納付)

「電子納付」は難しそうで納付期限があるようなので

事前に調べてみました。

*クレジットカード、〇〇payは使えません。

*作り方の詳細説明ではなく、注意点や感想を主にしてます。

*リアルタイム(数日毎)に掲載予定。ただし試行錯誤してます。


【電子納付による手数料等のお支払いについて】

https://www.touki-kyoutaku-online.moj.go.jp/cautions/charge/charge.html

このページらしい。

「(1)・・・又は申請用総合ソフトの「納付」ボタンをクリックしてアクセスする方法」

かな?

「(2)各金融機関のインターネットバンキングに直接アクセスする方法」

との違いが分からないが・・・

(1)で進めます。


【インターネットバンキングを利用した納付方法】

https://www.touki-kyoutaku-online.moj.go.jp/cautions/charge/banking.html#charge_button

まずは現在保有しているインターネットバンキングが

使えるか?調べます。


【eーGOV 金融機関一覧】

https://shinsei.e-gov.go.jp/Payment/sel/sel-page.jsp

私のメインのインターネットバンキングは使えず

サブが使えることが分かりました。


*2~3回しか使わない電子納付のために、新規で

インターネットバンキングを開設するのはセキュリティ上

お勧めしません。

「領収証書又は収入印紙を窓口に提出又は送付」

した方が良いです。


サブのインターネットバンキングは暫く使ってないため

事前にアクセスできるか?確認しました。


*バンキング側の停止期間がありましたので

注意が必要です!

以上


2021年4月2日金曜日

相続登記をオンライン申請で自分でやってみる1(初心者、環境設定)

 相続時の不動産登記がもうすぐ義務化されるし

法務局支局へ行くのに約1時間半かかるため

オンライン申請にチャレンジしてみました。

またデジタル化状況を把握するためでもあります。


*作り方の詳細説明ではなく、注意点や感想を主にしてます。

*ほぼリアルタイム(数日毎)に掲載予定。試行錯誤してます。


【不動産登記の電子申請(オンライン申請)について】

まずは法務局のホームページを見ます。

http://www.moj.go.jp/MINJI/minji72.html


民間の方が書かれた方が分かり易いですが、どうしても

「不明点はご相談ください」となってしまうため

参考程度としました。


<第1 はじめに>

「利用環境やパソコンの操作手順等について確認される場合には,登記・供託オンライン申請システムのホームページを参照」

まずは自分のパソコンでできるか?を利用環境確認のため、

下記ホームページへ飛びます。


【登記・供託オンライン申請システム】

https://www.touki-kyoutaku-online.moj.go.jp/index.html


ここで「動画でわかるオンライン登録申請」を開き

「事前準備編」の動画を見ます。

*この時点で「初めてご利用になる方へ」は見ないようにします。「かんたん証明書請求」、「書面提出用登記申請書

(QRコード付き書面申請書)について」が出てきて混乱します。

このまま「動画」に従い設定を始めると、エラーとなりました(<追記1>参照)。

「動画」は概要把握に留め、「動画」の最後にある

「かんたん事前準備ガイド」に従い設定します。

*しかし「かんたん」ではありません。


どこかな? ここでした!

https://www.touki-kyoutaku-online.moj.go.jp/download_kani.html#Dounyu


・電子証明書は、マイナンバーカードを用意します。

 *「ファイルタイプ・・・」は無視します。

・ICカードリーダ(ライタ)を購入します。

・2021.3.31時点では.NET Framework4.8となってます。

・申請者情報登録について

 申請ID:自分で作成します。他の人と重複したらエラーとなると思われます。

 パスワード:記号を入れる必要があります。

 氏名:姓と名の間に空白を入れるとエラーとなります。

 住所:旧字は使えません。飛驒市→飛騨市(統一性のなさ)

以上


<追記1:「動画」に従い設定でエラー>

動画の最後「ICカード設定」で

*「ICカードライブラリが登録されていません」の

エラーとなりました。

このエラーメッセージの説明が見当たらないので

グーグル検索すると次のページが見つかりました。

【ICカード格納型電子証明書を利用する際の留意事項】

https://www.touki-kyoutaku-online.moj.go.jp/cautions/security/ic_syoumei.html

しかしここを見ても何をどうすれば良いか分かりません。

ここで民間のお知恵拝借。

どうも「公的個人認証サービス 利用者クライアントソフト」が入ってないためらしいです。

【地方公共団体情報システム機構 公的個人認証サービスポータルサイト】

https://www.jpki.go.jp/

にて「利用者クライアントソフトのダウンロード」とインストールを行います。

これで「ICカードライブラリが登録されていません」のエラーがなくなり事前準備が完了しました。

後から見た「かんたん事前準備ガイド」に記載されていました。