＊9/27より市町村の感染者数で、年代別が公表されなくなったので、これらグラフは最後です。
(1) 感染者数が269名で、前週の57%に大幅低下。全年代とも減った。
(2) 死者3名。致死率0.19％。全員、下呂市80代男性。
＜岐阜県の死者の傾向＞
死者29人で、70代以降が多い。
＜問題＞
国は感染者への規制を緩和する方向であるので、自衛するしかないが
①国はインフルエンザのように一般クリニックでコロナを診させるように進んでいるが、基礎疾患があり受診に来た他の患者への感染をどう防ぐつもりなのでしょうか？
②コロナ後遺症患者の把握、治療方針は？
③外国人観光客感染者はどこで宿泊療養させるか？
以上
(1) 感染者数が475名で、前週の58%に大幅低下。全年代とも減った。
(2) 死者0名。致死率0.17％。
＜岐阜県の死者の傾向＞
死者16人で、前週の50%。
＜国内の20歳未満の死者の傾向＞
(1)「20歳未満の41人のうち、詳しい状況を調査できた29人について分析。
亡くなったのは年齢別に▽0歳が8人、▽1歳から4歳が6人、▽5歳から11歳が12人、▽12歳から19歳が3人で、
ほぼ半数の15人には基礎疾患がありませんでした。」(*1)
(2)「29例のうち接種対象年齢の者が15例（52％）であり、接種対象年齢となる5歳以上の15例では、未接種が13例（87％）、2回接種が2例（13％）であった。接種を受けた2例はともに12歳以上であり、発症日は、最終接種日から最低3ヶ月を経過していた。」(*2)
＊2回接種の子に、基礎疾患があったか否かは不明。
＜国の方針への対策＞（再掲）
国は感染者への規制を緩和する方向であるので、自衛するしかない。
①70歳以上の基礎疾患のある人は、感染しやすい場所に出向かない。例 会食、対面会議、買い物での長話
②症状（発熱、咳）が出たら、他の人に感染させないように行動を自粛する。＊1回の検査「陰性」で解除しない。
③各ホテル・旅館は外国人観光客感染者を泊めておく部屋・フロアの準備、食事の提供をお願いします。
＜ご参考＞
(*1)NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220915/k10013818461000.html
(*2) 国立感染症研究所
https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2559-cfeir/11480-20-2022-8-31.html
以上
(1) 感染者数が816名で、前週の77%に低下。全年代とも減ったが、70代以降は少しだけ。
(2) 死者４名、高山市90代3名。下呂市100代1名。致死率0.1８％。
＜岐阜県の死者の傾向＞
70代以降で増加中。
＜国の方針への対策＞
国は感染者への規制を緩和する方向であるので、自衛するしかない。
①70歳以上の基礎疾患のある人は、感染しやすい場所に出向かない。例 会食、対面会議、買い物での長話
②症状（発熱、咳）が出たら、他の人に感染させないように行動を自粛する。＊1回の検査「陰性」で解除しない。
③各ホテル・旅館は外国人観光客感染者を泊めておく部屋・フロアの準備、食事の提供をお願いします。
以上
(1) 感染者数が1057名で、前週の66%に大幅低下。全年代とも減ったが10歳未満は少しだけ。学校再開の影響か？
(2) 死者２名、高山市90，90代。致死率0.16％。
(3) 人口10万人あたりの感染者数（少なさ）で、飛騨市は岐阜県第一位であったが、前週より第二位に後退。
第一位は白川町。
https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/14871
＜国の9/6方針への対策＞
①「療養期間を10日から7日へ短縮」→１～2割の人は他の人に感染させる可能性がある（日本医師会）ので、8日目に抗原定性検査（医療用、事前入手要）をお願いします。
②「症状軽快から24時間経過か無症状の場合は、マスク着用など感染予防策を徹底すれば、買い物など必要最低限の外出も容認」→買い物へ行く際、バス・タクシーを利用せず、お店では長話をしない。またお店は強制的な換気をお願いします。
③「入国者はワクチン3回接種(*1)で、出国前72時間の陰性証明不要」→外国人観光客の感染者が増えます。各ホテル・旅館は外国人感染者を泊めておく部屋・フロアの準備、食事の提供方法検討をお願いします。沖縄県石垣島では8/19「療養のベッド数の8割くらい（日本人）観光客」が占めました。もともと飛騨圏域では病床数・宿泊療養施設も少ないため、各ホテル・旅館で対応願います。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000265533.html
(*1)ワクチン3回接種の発症予防効果
・「モデルナ：14～60日後には71.6%、61日後以降には47.4%」＊「以降」の表現はおかしい。
・「2～4週間後には発症予防効果が60～75%程度。20週後以降はその効果がほぼ見られなくなる」＊このため4回目のワクチン接種が推奨された。この根拠はおかしい。新たな変異株に備え、陰性証明は求めるべき。
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0111.html
以上
「全数把握」を巡って、岸田政権の政策が揺らいでいますが、コロナ対策優良県の和歌山県の仁坂知事が「まともな意見」を述べています。しかも8/4に。そろそろ国の専門家(?)でなく、これらの知事にコロナ対策を任せた方が良いです。
＊岐阜県はまともです。ご安心を！
＜8/4 和歌山県 仁坂知事 定例記者会見＞
(1) 全数把握の見直しは2つの違う話がごっちゃになってる。神奈川県は5類にしろと言っているが、もう全数把握やめてる。軽症者を追わないことをすでに選択しているのでは?
(2) 全数把握の見直しは2つがごっちゃに
①軽症者は追わないでいいことにさせてくれ（神奈川県など。専門家有志もこっちだろうと知事）
②ハーシス入力が大変だからやめさせてくれ（鳥取県など）
この２つは別のものだ。後者はわかるが、前者はやめた方がいい。
(3) 「軽症者放置して、重症者だけ相手にすればいい（＝5類にしろ）」の欠点
どうやって重症者が現れるかというと
①軽症者が重症化する
②軽症者からうつる
のどっちかである。
(4) 軽症者・無症状者からうつる元をたたなければ、感染はものすごく広がる。そうすれば重症化リスクある人にうつる確率は比例的に高まる。
(5) 議論は4つある
①コロナっていうのはうつるんですという本質を忘れている。コロナを発症している人は本人の命もあるが、他にうつすリスクがあるのに、それを忘れている。
②体の弱い人は死亡リスクがある。数が増えれば、体が弱い人にある比率で襲いかかる。軽症者を放置するのは解にならないのでは?
③使い勝手の良い薬がない。なのに、保健所が追わなくていいとはなんてことを言っているのか
④軽症・無症状を追わなくていい、楽になりたいってのは行政なんじゃないの? 和歌山は懸命に戦っているから、気持ちはわかる。でも、職員にやらんでいいと言ったら、県民に被害が。その責任を負うのは知事だ
(6) 国としても、疫学調査はやってもらわないと困る。例えば、大阪がやめたら、大阪の感染者は爆発する。把握してないから誰がうつっているかわからない。和歌山県にうわーっとやってくるかもしれない。だから、全国で足並み揃えて頑張ってくれないと。辛いけど、うちもやってるから、他も頑張ってください
以上
これだけ新規感染者数が多いと、コロナ後遺症の患者もいるはずですが、行政の調査・対策が遅れております。そこで後遺症患者を多数診られている平畑光一 院長の情報を提供します。
(1) 8/27報道ステーション（テレビ朝日）
https://twitter.com/hst_tvasahi/status/1563531796574154758?s=20&t=OfL8bVsOqGAd1CAB6hYIzg
＊倦怠感は要注意！ 無理に頑張ると、かえって悪化。
(2) コロナ後遺症チートシート（症状別対策一覧表）
https://www.longcovid.jp/cheat-sheet.html#01
以上
(1) 感染者数が1609名で、前週の90%に低下。全体は減ったが10歳未満、60代以上は減らず。
(2) 死者3名、飛騨市90代と高山市80，90代。致死率0.15％。
(3) 宿泊療養者数は、約120人で増えていない。上限近いのかも？
(4) 【7/26飛騨三市一村首長共同メッセージ】コロナ病床が満床。高山赤十字病院では、一部外来や救急患者の受け入れ制限、一部病床における新規入院の制限、予定入院・予定手術の原則延期などの診療制限。
＜岐阜県の死者の傾向＞
(1) 80,90代が中心だが、50～70代でも死者が継続的に出てきた。20～40代でも死者がちらほら。
＊全国では10代未満でも死者がちらほら出だした。
＜対策＞
①80，90代に加えて、50～70代でも基礎疾患がある人は自宅療養しない。岐阜県で8/21から分かっているだけで自宅療養中の死者4名出た。
②病院のひっ迫を防ぐため、40代以下、症状あり、基礎疾患なしの方は、岐阜県陽性者登録センターを利用。
https://www.pref.gifu.lg.jp/site/covid19/240567.html
③中～重症化防止のため、ワクチン接種を行う。
以上
