*作り方の詳細説明ではなく、注意点や感想を主にしてます。
*ときどき掲載予定。後で変更した部分は(追記)します。
e-Taxでの申告は断念しましたが、数値の変更が多いので
e-Taxを清書用として使用しました。この時の注意点を示します。
(1)記入する表が色々ありますが、表の間での自動転記はありません。「市販ソフトとの違い」で分かっていたことですが、簡単なことなので何故?と思ってしまいます。
それならExcelでフォーマットを作成し、提供すれば良いのでは無いでしょうか?
(2)第11表等の住所記入で、飛驒市の正式な「驒」が文字化けします。略字「騨」で入力。氏名は入力できるようです。
<利用可能文字一覧>
https://www.e-tax.nta.go.jp/tetsuzuki/tetsuzuki7.htm
(3)財産の明細を記入する第11表で、後から行を挿入できません。予め記載項目を確定しておく必要があります。
(4)同じ第11表で、ひとつの入力欄に複数入力エリアがあります(図参照)。数値以外入力できないエリアもあります。色々な財産が記入できるようにしてあるためと推測しますが、何をどこに記入すれば良いか分かりません。記載例がありません。
(5)書面申告の用紙では一部機械(OCR)読み取りとなっています(第1表、第11・11の2表の付表1、第15表)。
このため、これらの用紙には三隅に黒■が印刷されています。これは文字を読み取る位置を決めるためのものですが、e-Taxでは三隅に黒■は印刷されません。これはe-Tax印刷物での書面申告は想定されていないためと思います。
このためOCR用紙を印刷し、そこへ手書きで転記しました。
<相続税の申告書等の様式一覧(令和3年分用)>
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/sozoku-zoyo/annai/r03.htm
(6)第1表の記載例では、⑥は「端数切捨て後の各人の金額を合計した金額を記入してください。」となっていますが、e-Taxでは④+⑤以外の値を入力すると「注意表示」が出ます。
端数切捨てで両者が異なりましたが、ここは高い方の④+⑤の値としました。
なお㉒にも同じ表記がありますが、こちらは表記どおりで大丈夫です。
<相続税の申告のしかた(令和3年分用)> 78ページ
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/sozoku/shikata-sozoku2021/index.htm
(続く)
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