2018年11月19日月曜日

11/15 市政ゼミナール「飛騨市の医療」

11/15 市長の市政ゼミナール「飛騨市の医療」

1.医療提供の仕組み
2.飛騨市の医療提供体制
(1)全国平均と違うもの
・医師数半分以下
・急性期医療低い←高山日赤、久美愛でカバー
・74歳以下の入院医療費多い(療養病棟の利用多い)
(2)救急出動
・救急車:1012件(H29)市病271、日赤356、久美愛292
・ドクターヘリ:26(H29)富山19、日赤4、岐阜大2
 飛騨市は富山(10分)へ運ぶ。高山市は岐阜大(30分)へ。
(3)今後
・人口が減るため、医療需要へ減る。
←『人口減少のペース以上に医療資源を減少させない』

3.飛騨市民の健康状態
・死因として心疾患、脳血管疾患が多い
 ↑
・高血圧  県内ワースト1(42市町村)
 高血糖値 県内ワースト4(42市町村)
 高尿酸値 県内ワースト5(42市町村)
 ↑
・塩分:飛騨地区12.7g>岩手(No1県)11.9g>全国10.4g
『塩分取りすぎ』

4.飛騨市医療の課題と対策
(1)古川地区
・高度医療を担う日赤、久美愛を財政支援
・民間医師、看護師数 ギリギリ状態←民間支援
 ↑
 複数医療機関で在宅療養支援連携体制づくり
(2)神岡地区
・市民病院の医師不足←研修医の受入促進
(3)河合・宮川地区
・根尾夫妻に依存←診療しやすい体制づくり
(4)認知症
・須田病院を基幹医療機関として連携
(5)こどもの発達支援
・「飛騨市こどものこころクリニック」開設

5.地域医療体制確保に向けた施策
(1)医療人材の確保
・医療専門職、潜在看護師、看護学生の就職支援金
(2)医師の確保 *特効薬は無い
・富山大連携、岐阜県依頼
・初期研修医(地域医療実習)確保
・奨学金
・民間での医師確保策(来年度)
(3)他職種連携
・ICTツール(Lineグループ等)
・高原郷ケアネット
(4)医療間連携
・看護師連携
(5)高齢者リハビリ元気推進プロジェクト
(6)こどものこころクリニック地域連携
(7)健康づくり
・健康まちづくりマイスター養成講座
・減塩チャレンジプロジェクト(幼児から減塩)
・まめとく健康ポイント
・クアオルト健康ウォーキング
・薬草ビレッジ構想推進プロジェクト
・飛騨エゴマの里推進プロジェクト

『限られた医療資源をいかに最大化させるか』が課題。

0 件のコメント:

コメントを投稿