2022年8月28日日曜日

【新型コロナ】「全数把握」の言葉がインチキ、あいまい

  「全数把握」を巡って、岸田政権の政策が揺らいでいますが、コロナ対策優良県の和歌山県の仁坂知事が「まともな意見」を述べています。しかも8/4に。そろそろ国の専門家(?)でなく、これらの知事にコロナ対策を任せた方が良いです。

*岐阜県はまともです。ご安心を!

 

8/4 和歌山県 仁坂知事 定例記者会見>

https://t.co/MnxDFSAVmP

(1)   全数把握の見直しは2つの違う話がごっちゃになってる。神奈川県は5類にしろと言っているが、もう全数把握やめてる。軽症者を追わないことをすでに選択しているのでは?


(2)   全数把握の見直しは2つがごっちゃに

軽症者は追わないでいいことにさせてくれ(神奈川県など。専門家有志もこっちだろうと知事)

ハーシス入力が大変だからやめさせてくれ(鳥取県など)

この2つは別のものだ。後者はわかるが、前者はやめた方がいい。


(3)   「軽症者放置して、重症者だけ相手にすればいい(=5類にしろ)」の欠点

どうやって重症者が現れるかというと

軽症者が重症化する

軽症者からうつる

のどっちかである。


(4)   軽症者・無症状者からうつる元をたたなければ、感染はものすごく広がる。そうすれば重症化リスクある人にうつる確率は比例的に高まる。


(5)   議論は4つある

コロナっていうのはうつるんですという本質を忘れている。コロナを発症している人は本人の命もあるが、他にうつすリスクがあるのに、それを忘れている。

体の弱い人は死亡リスクがある。数が増えれば、体が弱い人にある比率で襲いかかる。軽症者を放置するのは解にならないのでは?

使い勝手の良い薬がない。なのに、保健所が追わなくていいとはなんてことを言っているのか

軽症・無症状を追わなくていい、楽になりたいってのは行政なんじゃないの? 和歌山は懸命に戦っているから、気持ちはわかる。でも、職員にやらんでいいと言ったら、県民に被害が。その責任を負うのは知事だ


(6) 国としても、疫学調査はやってもらわないと困る。例えば、大阪がやめたら、大阪の感染者は爆発する。把握してないから誰がうつっているかわからない。和歌山県にうわーっとやってくるかもしれない。だから、全国で足並み揃えて頑張ってくれないと。辛いけど、うちもやってるから、他も頑張ってください

以上

【新型コロナ】後遺症対策

 これだけ新規感染者数が多いと、コロナ後遺症の患者もいるはずですが、行政の調査・対策が遅れております。そこで後遺症患者を多数診られている平畑光一 院長の情報を提供します。

 

(1)  8/27報道ステーション(テレビ朝日)

 

https://twitter.com/hst_tvasahi/status/1563531796574154758?s=20&t=OfL8bVsOqGAd1CAB6hYIzg

 

*倦怠感は要注意! 無理に頑張ると、かえって悪化。

 

(2)  コロナ後遺症チートシート(症状別対策一覧表)

 

https://www.longcovid.jp/cheat-sheet.html#01

 

以上

【新型コロナ(飛騨圏域)8/21-8/27(1週間)傾向と対策】

 <飛騨圏域の傾向>

(1)  感染者数が1609名で、前週の90%に低下。全体は減ったが10歳未満、60代以上は減らず。



(2)  死者3名、飛騨市90代と高山市8090代。致死率0.15%。

(3)  宿泊療養者数は、約120人で増えていない。上限近いのかも?

(4)  7/26飛騨三市一村首長共同メッセージ】コロナ病床が満床。高山赤十字病院では、一部外来や救急患者の受け入れ制限、一部病床における新規入院の制限、予定入院・予定手術の原則延期などの診療制限。

 

<岐阜県の死者の傾向>

(1)  80,90代が中心だが、5070でも死者が継続的に出てきた。2040代でも死者がちらほら。



*全国では10代未満でも死者がちらほら出だした。

 

<対策>

8090代に加えて、5070代でも基礎疾患がある人は自宅療養しない。岐阜県で8/21から分かっているだけで自宅療養中の死者4名出た。

病院のひっ迫を防ぐため、40代以下、症状あり、基礎疾患なしの方は、岐阜県陽性者登録センターを利用。

https://www.pref.gifu.lg.jp/site/covid19/240567.html

中~重症化防止のため、ワクチン接種を行う。

 

以上

2022年8月21日日曜日

【新型コロナ(飛騨圏域)8/14-8/20(1週間)傾向と対策】

 <飛騨圏域の傾向>

(1)  感染者数が1794名で、1週間で100人に1.2人以上感染。60代以上が22%全世代で増加し、特に20代。帰省の影響か?



(2)  久しぶりに死者0。

(3)感染者数の割に、宿泊療養者数は増えていない。

 


<飛騨市の傾向>

(1)  感染者が増えてきたため、個別に見た。感染者数が337名で、1週間で100人に1.5人近く感染。60代以上が29%。やはり中高年が多い。

 


<対策>

8090代は自宅療養しない。

他圏域で自宅療養中の死者2名(1名は救急搬送先)出た。

重症化防止のため、ワクチン接種を行う。ワクチン未接種は中等症化(肺炎)しやすい。

夏休み明けの学校感染に備える。

症状(発熱、咳)が出ていたら学校を休む。抗原定性検査「陰性」を過信しない。

・教室は「常時換気」に加え、扇風機やサーキュレーターによる「強制換気」にする。

・リモート授業、分散登校の準備をする。

 

以上

2022年8月14日日曜日

【新型コロナ(飛騨圏域)8/7-8/13(1週間)傾向と対策】

<飛騨圏域の傾向>

(1)  感染者数が1239名と続伸。60代以上が21%と減少。これまで少なかった20代で増加。帰省の影響か?

(2)  高山市で20代(基礎疾患あり、再掲)90代(高齢者福祉施設で療養中)の死者。

 




<対策>

死者を防ぐため、基礎疾患がある人への感染を防ぐ。

8/11頃 岐阜市の70代死者。基礎疾患があり、自宅で容体が悪くなって救急搬送され、死亡後の検査で感染が判明。

基礎疾患がある人は、屋外でも(マスクを外す)会食や密集するところへ行かない。

基礎疾患が無い・重症化リスクが無い人は、症状が出たら自分で検査する「県陽性者登録センター」を利用する。

https://www.pref.gifu.lg.jp/site/covid19/240567.html

重症化防止のため、34回目ワクチン接種を早めに行う。

8/7 大垣市40代死者。基礎疾患あり、ワクチン接種歴なし。医療機関で陽性が分かり担当医の判断で自宅に戻っていたところ体調が急速に悪化し、救急搬送先で死亡が確認。

 

以上

2022年8月9日火曜日

【新型コロナ(飛騨圏域)7/31-8/6(1週間)傾向と対策】

 <飛騨圏域の傾向>

(1)  感染者数が1106名と千人を越えました。60代以上が2%と前週と同じ。全世代で増加。







(2)  下呂市で、また2名(70,80代)の死者が出ました。

*下呂市で病院クラスターが発生しているので、その影響と思われます(情報公開されないので推定)。致死率 0.19%のままで、感染者数増に従い死者も増えている。

8/8高山市で20代の死者(基礎疾患あり)が出ました。

(3)感染者数の割に、宿泊療養者数は増えていない。



 

<対策>

死者を防ぐため、基礎疾患がある人への感染を防ぐ。

・発熱等の症状がある時、事前連絡せずに病院へ直接行かない。

・基礎疾患が無い、重症化リスクが無い場合は自分で検査する「県陽性者登録センター」(お盆前にできる予定)を利用する。*検査で陰性でも、症状が続く場合は別の病気の可能性があるので受診要。

 

重症化防止のため、34回目ワクチン接種を早めに行う。

医療機関の混雑解消のため、「陽性証明書」「陰性証明書」のために病院を受診しない。また企業等はこれらの証明書を求めない。

 

以上